Yggdrasil Seeds : Software Works : DualMusik : MMLリファレンス/セッティング
PV[1134495]

:[ch][,dev]
dev=0~15
ch=0~15

トラックが処理対象とするディヴァイスを dev ,MIDIチャネルを ch に関連付ける。
パラメータはどちらも省略可能で、省略した場合は前回指定値(初期値=0)が使われる。

DUMでは最大16のMIDIディヴァイスを同時に扱える。
しかし、あまり奔放な使い方をすると再生側の設定が煩雑になるため、一般配布用として作るシーケンスは若いディヴァイス番号から順に使うようにすべき。

[例]


:0
:1,1


%n
n=1~65535

1分音符(4分音符ではない)の分解能を n にする。
普通はDMSの先頭で1回だけ指定する。
複数回使ったり途中で切り替えたりすることも不可能ではないが、シーケンスの整合性が怪しくなるため、おすすめしない。

基本的に、分解能を上げるとそのぶん処理が重くなる。処理速度を考慮するならば、なるべく低い値にした方がよい。

(注)
音長計算では(分解能)÷(分解数)という計算を行うが、ここで端数が出た場合は切り捨てられる。例えば、分解能192で20分音符を5回続けて鳴らす場合、ステップ数は 9+9+9+9+9=45 となり4分音符のステップ数である48と合わなくなる。
この対策としては、分解能を20で割り切れる値にするか、それぞれの音長を調整してステップ数を合わせる必要がある。

[例]


%1920


T[*]n1[,l[,[*]n2]]
n1=*1~*1677215
l=*1~
n2=*1~*1677215

テンポを設定する。
n1 だけを指定した場合、単純にテンポを指定値で切り替える。
l を指定(書式はL コマンドを参照)すると、この音長の間でテンポがリニア補間される。
n2 を指定すると、n2 を中間値としてスプライン補間される。

n1,n2の指定方法は2通りあり、通常は1分間あたりの4分音符数を正の小数で指定する。この場合、事前に% コマンドで分解能を設定しておく必要がある。
数値に * を前置すると、1ステップあたりにかけるウェイトを1/256000秒単位の整数で指定する。

[補足]
MIDIコントロールと違い、補間指定してもウェイトがかからない。
ぃζぉぅ仕様(ぉ

[例]


T120
T*5000
T150,1,180


`±b[±b][±b][...]
b=1~6

機能フラグを設定する。
パラメータは +b で機能 b をonにし、 -b でoffにする。
動作詳細は別表を参照。

[例]


`+1
`-3+4+5+6


=r,n

セッティングレジスタの設定。
レジスタ r のパラメータを n にする。

なお、256番以降はDUMに反映されない擬似レジスタとなっている。

動作詳細は別表を参照。

[例]


=0,2


[表紙]