Yggdrasil Seeds : Software Works : WAV-Tools : WTRTC
PV[1132048]

WTRTC




使用法

MS-DOSプロンプトから以下の書式でコマンドを実行させてください

> WTRTC [op] source-file [op] target-file [op]

・source-file
・target-file
対象となる2つのファイル名で、source-file を編集し target-file に出力されます。
拡張子を省略すると自動的に ".WAV" が付加されますが、拡張子なしのファイルを指定する場合は末尾に "."(ピリオド) を付けてください。

・[op]
オプション文字列の組み合わせです。必要なければ省略しても構いません。
/?簡易マニュアルを表示します。ファイルの処理はしません。
/!con\conチェックを省略します。
/*入力データを全てキャッシュに読み込んでから処理します。
/@%ワークエリアのサイズをサンプル単位で設定します。0を指定した場合、出力するサンプル全てをオンメモリで処理してからファイルに書き出します。
初期値は32768です。
/Bバックアップファイルを生成せず、既存のファイルに上書きします。
/~LISTチャンクを削除します。
/1サンプル解像度を8bitにします。
/2サンプル解像度を16bitにします。
/3サンプル解像度を24bitにします。
これは裏機能で、ちゃんとしたデータが生成されるかどうかは謎。
/4サンプル解像度を32bitにします。
やはり裏機能で、ちゃんとしたデータが生成されるかどうかは謎。てゆか、32bitサンプルのWAVなんて聞いたこともない;
/Mサンプルをモノラルに変換します。
/Sサンプルをステレオに変換します。
/F%サンプルレート(1秒当たりのサンプル数)を変更します。
/P#再生ピッチをずらします。
+1で半音1つ上がります。
/D異なるサンプルレートの足し込みなどで発生するサンプル位置の端数を切り捨て、サンプルの補間を禁止します。
/V#サンプルレヴェルの倍率を設定します。
/V#,#サンプルレヴェルの倍率を左右別に設定します。
1番目の値が左,2番目の値が右となります。
/U#ステレオサンプルにおいて、対面のチャネルに干渉させるレヴェルの倍率を設定します。負の値を指定することで疑似サラウンド効果が得られます。
/U#,#ステレオサンプルにおいて、対面のチャネルに干渉させるレヴェルの倍率を左右別に設定します。
1番目の値が左,2番目の値が右となります。
/N#ノーマライズ用マルチプライヤを算出し、サンプルレヴェル倍率に乗算します。
1.0を指定すると最大レヴェルとなり0.0で無効果となります。
/I#サンプルの始端をフェードインします。
値は秒単位で指定します。
/I_%サンプルの始端をフェードインします。
値はサンプル数で指定します。
/I#,#サンプルの始端を2番目の値で指定したレヴェルからフェードインします。
1番目の値は秒単位で指定します。
/I_%,#サンプルの始端を2番目の値で指定したレヴェルからフェードインします。
1番目の値はサンプル数で指定します。
/O#サンプルの終端をフェードアウトします。
値は秒単位で指定します。
/O_%サンプルの終端をフェードアウトします。
値はサンプル数で指定します。
/O#,#サンプルの終端を2番目の値で指定したレヴェルへフェードアウトします。
1番目の値は秒単位で指定します。
/O_%,#サンプルの終端を2番目の値で指定したレヴェルへフェードアウトします。
1番目の値はサンプル数で指定します。
/Z#サンプルに指定値を加算し、原点をずらします。
1をサンプル上限値,-1をサンプル下限値とした倍率で指定します。
/Z_%サンプルに指定値を加算し、原点をずらします。
出力サンプル形式に準じた直接的な値で指定します。
/Q#スケルチレヴェルを設定します。サンプルを原点方向に潰すことで低レヴェル部分のサンプルを完全に無音化し、ノイズをごまかすことができます。
1をサンプル上限値とした倍率で指定します。
/Q_%スケルチレヴェルを設定します。
出力サンプル形式に準じた直接的な値で指定します。
・オプション名の'/'は'-'で代用可
・オプション名の大文字と小文字は区別しない
・'%'の部分には整数,'#'は小数,'$'は文字列を記述する。省略した場合、'%','#'は0,'$'は空文字列となる
・文字列を付加するオプションの後は空白で区切らなければならない。そうでないものは他のオプションを続けて記述できる
・競合するオプションは後に記されたものが有効となる