Yggdrasil Seeds : Software Works : DualMusik : DUMC/DUMCW
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DUMC/DUMCW


DMS形式のソースをDUM形式にコンパイルするものです。
CUIでの使用に適したDUMC.EXE(メッセージをコンソールに出力)と、GUIでの使用に適したDUMCW.EXE(メッセージをダイアログに出力)の2ヴァージョンを用意しました。

使い方

一番手っ取り早いのは、DUMCW.EXEのアイコンにDMSファイルのアイコン(複数可)をドロップすることです。この方法はDUMC.EXEでも不可能ではないですが、一度に指定できるファイル数に制限(確か15個ぐらい)があります。
ただし、この方法ではオプションが全てディフォルトとなります。オプションを変更する場合は、コンソールから起動する必要があります。

DOSプロンプトを起動し、

> DUMC ファイル名 [ファイル名] [...]

…という具合にコマンドを書いて実行させます。
例えば、SEQ.DMSをコンパイルしたい場合はこんな感じ。

DUMC SEQ.DMS

ファイルに半角スペースが含まれる場合や、先頭の文字が - である場合は、ファイル名を "" で括っておかないと誤動作します。(DOSでは、半角スペースをパラメータの区切りとして解釈する, - はオプション指定と誤認識するため)

DUMC "-SEQ 1.DMS"

オプションを指定する場合は、コマンド名やファイル名の区切りの部分に突っ込んでおくべし。もちろん、オプション部分も半角スペースで区切っておくこと。

DUMC /F&0001 SEQ.DMS
DUMC SEQ.DMS /F&0001

オプション

コマンドラインのパラメータで、/ か - を先頭に書くとオプションとして解釈します。
これにより、以下の機能が設定できます。
(% の部分には整数,$ の部分には文字列を書く
なお、整数はMMLでの表記と同じように2進数(. を前置),16進数(& を前置)での指定でも可)

/F%スウィッチングフラグの初期設定(=268,% と同等)をします。
詳細は \ コマンドを参照。
/S$出力するファイル名のサフィックスを変更します。
ディフォルトでは .DUM となっており、入力ファイル名の拡張子を DUM に変更したものが出力ファイル名となっています。
これを変更することで、拡張子を変えたりベースファイル名に文字列を付加したりできます。

エラーメッセージ

正常に処理がなされればDUMを出力して無事終了しますが、不具合がある場合はエラーメッセージを出力して処理を中断します。
エラーメッセージの末尾に in 数字 と出る場合は、ソースの記述に不具合があります。
末尾の数字は行番号ですが、必ずしもその位置が不具合とは限りませんので、参考程度に。

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